SUSTAINABILITY サステナビリティ

ESGの考慮

1.「MUFG AM サステナブル投資ポリシー」と「重大なESG課題」

当社は「MUFG AM サステナブル投資ポリシー」を採択し、運用においてESGを考慮しています。

重大なESG課題については、「グローバル共通のESG課題」として5つのESG課題をグループ共通で設定しています。

5つのESG課題の図

2.イニシアチブへの参画

投資先企業へのエンゲージメントだけでは解決できない事項については、イニシアチブへの参画を通じた協働エンゲージメントやインベストメントチェーン全体への働きかけを目指しています。当社では下記のイニシアチブに参加しています。(MUFG AMとして参加しているものを含みます)

PRI
TCFD
Net Zero Asset Managers Initiative

気候変動への取組みをより強化するため、2021年に Net Zero Asset Managers Initiativeへ加盟しました。

3.GRESBリアルエステイト評価への参加

当社の運用する私募リートである「MUFGプライベートリート投資法人」の運用に関して、2022年度からGRESBリアルエステイト評価に参加しています。

GRESBリアルエステイト評価のマネジメント項目(ESGに関する規約の整備等)や、パフォーマンス項目(エネルギー細目ごとの目標設定等)に対応し、投資法人が保有する賃貸不動産のテナントへのエンゲージメント・プログラムや、ESGに焦点を当てた改装・改修プログラムに取り組んでいます。

当社自身のESGへの取組み

当社は 2021年度において下記の取組みを進めてまいりました。今後についても、地球環境への貢献、生産性向上、業務の継続性、等を意識しながら取組みを進めていく方針です。

1.長引くコロナ禍における職員の柔軟な働き方・休み方

(1)在宅勤務制度の拡充とワークライフバランスの向上

昨年度に引き続き、在宅勤務制度の活用(出社率50~60%)、社内外とのWeb会議や積極的なオンラインミーティングの活用などを通じてテレワークを推進してまいりました。

在宅勤務などの柔軟な働き方が定着し、休暇取得の向上にもつながって、休暇取得日数が平均13.8日となりました(前年度比1日増)。いまだ終息の見えない新型コロナウィルス感染症対策が続きますが、職員の働き方を見直すきっかけとなり、ワークライフバランスの向上につながっていると感じています。

(2)勤怠管理システムの導入による効率的な勤怠管理とペーパーレス化

2022年1月より、新システムでの休暇管理を稼働、休暇簿による申請と上司の押印等による承認を廃止してペーパーレス化

2022年4月からの勤務時間管理の稼働により、紙での勤務記録票・押印を廃止するとともに、勤怠管理関係の報告書を電子化

在宅勤務が定着している中、紙・押印の廃止により、事務フローの効率化を進め、所要時間を短縮し、年間1000以上のペーパーレス化となりました。

(3)育児・介護等休業支援

2021年1月より看護休暇・介護休暇の有給化、時間単位での利用を可能としたことに伴い、看護休暇は2人(1回を時間単位で取得。前年度比2人減)、介護休暇は2人(前年度比2人増)が利用しました。

2.省資源・省エネへの貢献

(1)事務用品の購入に際して、グリーンマーク製品やリサイクル商品の導入

(2)文書での保管から電子データ保管への移行に加えて、社会保険関係の諸手続き等をほぼ電子化して、手続きの簡素化とペーパーレス化を実現

(3)会議室の不使用時の空調自動オフなど、省エネを実現するための取組みを実施

(4)社内諸手続きの申請等を電子化することにより、手続きの簡素化・ペーパーレス化を推進

(5)2022年初の電子帳簿保存法の改正に伴い、支払先からの請求書の30%が電子帳票となっており、順次対応